国際郵便小包の配送状況について
2022/04/06
発信者 : ISHIZUKA
海外から日本への国際郵便小包の配送も、現在かなり遅れているようです。
弊社でも、3月上旬、中旬、下旬にドイツから日本に発送した3個の郵便小包が、本日(4月6日)でもまだ日本に到着しておりません。
航空便輸送なので、ドイツから発送されれば1週間以内には日本に到着するはずなのですが、現在も未着ということは、どこかの中継地で滞留していると思われます。
もともと国際郵便小包は航空会社の優先度が低いため、飛行機の貨物スペースに空きがないと輸送が保留になることがあるようです。
国際郵便は、民間の国際宅配便(DHL、FEDEXなど)と異なり、各国で異なるシステムで運営されているのため、連続して貨物を追跡することが困難です。
日本の取扱窓口である日本郵便に問い合わせても、国際貨物は貨物が日本に到着するまでは、現在どこにあるのか把握できないようです。
最悪の場合、輸送中の紛失のケースも考えられますが、国際郵便の場合、紛失届けの提出から紛失調査→紛失認定→輸送保険による補償までに6ヵ月程かかります。その間に貨物が発見され、配達になる場合も多いです。
商業輸送の場合は問題がありますが、個人貨物の場合は気長に待つ覚悟も必要かもしれません。
当社もコスト面で国際郵便を利用していた時期もありましたが、現在は一部の例外を除いて国際輸送に郵便は利用しておりません。