船便輸送の闇
2021/02/03
発信者 : ISHIZUKA
これまでもブログ等で説明させていただきましたが、個人輸入の少量輸送の場合、国際送料は航空便より船便の方が逆に高くなることが多いです。
CO2削減にもなりますので、国際輸送は航空機輸送よりも船舶輸送の方が地球環境にも優しいと思います。
弊社でも、今後は船舶輸送を推奨していきたい気持ちはあるのですが、船便輸送にはいろいろな問題点があると思います。
国際輸送の専門家ではないので、以下の内容は筆者のあくまで個人的な感想とさせていただきますのでご了承下さい。
船便輸送の問題と思われること
- 個人の輸入貨物の取り扱いについて
- 船便運賃以外の費用について
- 税関検査について
個人の輸入貨物の取り扱いについては、近年、船会社から受託を断られるケースが多発しているようです。
船会社側の事情では、個人向けの少量貨物は、引き受けリスク(不良貨物、不正申告、引取拒否、費用未回収など)が高く、割に合わないのかもしれません。
過去には、一部の運送会社が個人向けの小口船便輸送サービスを提供していた時期もありましたが、現在は海外引越便を除いて大手運送会社の個人向けの船便サービスは、私の知る限り見当たらないようです。