Boston Dynamics AI ロボット
2020/09/30
発信者 : KOSSHI
ここ数年、商業用ロボットの活躍が広く知られるようになってきました。
数年前までは軍事爆弾処理などの特殊な任務や、人間ではリスクのある災害現場での活動などでしたが、東京の建築現場でも数年前から大活躍をしているようです。
それでも、今まで一般にはあまり目にする機会がなかったものが、コロナ禍の中、特殊任務だけでなく一般任務にまで活躍が広がりを見せています。
特に、マサチューセッツ工科大学から始まった天才集団ともいえるBoston Dynamicsのロボットたちは、素晴らしい成長を遂げています。
ヒューマノイド型ロボ『Atlas』は、今までのロボットの動きという概念を覆しました。
バク宙やフランスの軍事訓練にルーツのあるスポーツ、パルクールまで披露しています。
ボディの硬さや動きの硬さを微塵も感じさせない、滑らかさは圧巻です。
その中でも、特にキモかわいいと評判だった「SPOT」の商用販売がスタートしました。
「SPOT」は、医療従事者への感染拡大を防ぐ目的で、病院内でのリモート誘導だけではなく、医者がSPOTを通して患者の容態を見ながら、安全に新型コロナウイルス感染者のトリアージに活用されていたりもしています。
感染拡大だけではなく、マスクや防護服などの備品の節約にもつながっています。
今後は、除菌システムなどの連動や、患者の健康状態を測定できるような事も視野に入れた開発が進んでいるようです。
器用さに賢さも兼ねそろえたロボットたちの活躍の場は無限大!
ドラえもんがいてくれたら…と思ったことのある方も多いと思いますが、いろんなタイプのロボットがあなたのファミリーの一員になる日も近いかもしれませんね。