国際送金ができなくなる?
2020/09/23
発信者 : ISHIZUKA
個人でも企業でも、100万円を超える商品代金を海外に送金するのは簡単にはいかないようです。
海外から商品を購入するほとんどの場合、購入先に代金を全額前払いしなくてはなりません。そのため、弊社でもお客様にはご依頼時に代金の全額前払いをお願いしております。
お客様が弊社の輸入代行サービスを利用せず直接海外から商品を購入される場合、代金の支払いはクレジットカードやPaypalで決済されることがほとんどだと思います。
金額が小額の場合はそれで全く問題ありませんが、売り手が銀行送金しか認めなかったり、自動車や業務用輸入で金額が日本円で100万円を超えるような取引の場合、なかなか難しいようです。
新聞報道にもありましたが、海外不正送金(マネーロンダリング)防止の強化の影響で、現在ほんどどの銀行で、今までに取引実績がないと、100万円を超える高額な海外送金を受付けしてくれないようです。
弊社もかなり前には、送金手数料の安い日本郵便の国際送金サービスを多用していましたが、2020年3月31日にて法人の送金は中止になってしまったようです。
別の銀行系海外送金サービス会社では、新型コロナの影響(在宅勤務)で、新規の送金申請から実行まで3カ月以上かかるとのこと。
これでは利用価値は皆無ですね。
とはいえ、弊社は毎月500万円以上の商品を海外から輸入していますので、海外送金ができなくなると事業の死活問題になってきています。
なんとか取引銀行を説得して海外送金を頼んでもらっています。
弊社では、このようなお悩みのご相談も承っております。